小栗旬 父・哲家氏と「1万人の第九」で初共演 父「ビックリ、気恥ずかしくて…」
毎日放送(MBS)は18日、俳優の小栗旬(34)がクラシックコンサート「サントリー1万人の第九」(12月3日、大阪城ホール)に朗読ゲストで出演すると発表した。同コンサートは小栗の父で舞台監督の小栗哲家氏(68)が演出を務めており、父子共演が実現する。小栗が哲家氏が演出する舞台に出演するのは初めて。
ベートーヴェンの「第九」を1万人が合唱する“1万人の第九”は、1983年にスタート。99年からは哲家氏が演出を務めている。
小栗は「自分と同じ月日を生きてきている公演に、参加させていただけることに運命的なことを感じています。35回目の公演に少しでも花を添えられるように頑張りたいと思います」と気合を入れた。哲家氏は「ビックリしています。(小栗と)どのような顔をして打ち合わせしていいのか。気恥ずかしくて、は、は、はです。しかしながら、少し心配です」とコメントを寄せている。
13年から始まった“詩の朗読”では、交響曲第9番の第四楽章で合唱されるシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を、朗読ゲストが1万人の前で読み上げる。これまで仲間由紀恵、井川遥、栗山千明、佐々木蔵之介が務めてきた。
コンサートの模様は12月23日午後2時からTBS、MBS、CBC、HBC、RKBの5局ネットで放送される。