坂上忍、発達障害疑われた過去明かす 「友達とふれ合えば」と劇団に
俳優の坂上忍が20日、フジテレビ系「バイキング」で、自身が小さい頃、母親から自閉症を疑われた過去を明かした。
番組では福井県で起こった中2男子自殺の話題を特集。その中で、最近は発達障害の子供達が増えてきたことにも触れた。
その流れの中で、坂上は「正直に言うと…」と切り出し、「僕は最初、これを疑われたんです」と、自閉症と書かれたボードを指さした。
坂上は「3歳ぐらいのときに、母が疑って病院に連れて行ったんです。そしたら『大丈夫だと思いますけど、まず友達とふれ合った方がいいんじゃないですか』と言われ、近所に劇団があって連れて行かれたらこんなになっちゃった」と自虐的にコメントすると、ゲストの東国原英夫は「成功例ですよ」とうなずいた。
坂上は自身も子役志望の子供達を指導しているが、「稽古している中でうん?と思って気づいて」と発達障害が疑われる子供達は何人もいるという。
「(子役の)お母さんに伝えると『やはりそう感じましたか』という方と『エッ』と驚かれる方もいる。『エッ』という方には、こちらで感じたことを正直に提出して診察するかしないかを判断してもらうが、結構(発達障害が疑われる子供は)多い」とコメント。
東国原は「発達障害という言葉が悪いのでは。個性がある、癖のある人間なんです。だから大人が個性を生かした方に導いてやらないといけない」と持論を展開していた。