若山騎一郎、二世と薬物の関係性に持論「二世というより有名になったから」
覚せい剤取締法違反で逮捕され、有罪判決を受けた俳優の若山騎一郎が20日、日本テレビ・読売テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」のインタビューに応じ、薬物と二世芸能人の関係について「二世と言うよりも有名人になったからではないか」と自らの体験と重ね合わせて持論を語った。
若山は昭和の名優・若山富三郎さんの息子として役者デビュー。だが2013年に覚せい剤取締法違反で逮捕。薬物に手を染めたきっかけについては「捕まる1年ぐらい前、普通にバーで飲んでいて、得体の知れない人と仲良くなって。普通の飲み友達として知り合ったらいつの間にかそうなっていた」とバーで知り合った人間から勧められたと告白。
当時はテレビなどにも出ていたことから「有頂天になって、俺は何でも許されると思っていた」と、芸能人独特の考え方があったことを認めた。
最近では同じ二世タレントの薬物事件が後を絶たないが、二世と薬物の関係性について「経験上、ちやほやはされる」と認めた上で、薬物の誘惑に「二世と言うより、有名になったからだと思う。恐ろしい犯罪なのに、気付かないでやってしまったというのが本当」と持論を語っていた。
また、清水良太郎容疑者の父・清水アキラが会見で涙ながらに謝罪していたのを見て、自身の父親の姿を重ね合わせ「胸が痛くなった」とコメント。「もう繰り返さない。初心に返って」と再起を約束していた。