大竹しのぶ 最初の夫は結婚後1年でがん発覚…17歳年上、亡き夫の思い出
女優の大竹しのぶ(60)が20日、TBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(後8・57)に出演し、25歳の時に結婚した17歳年上の元TBSディレクター服部晴治さんの思い出を振り返った。結婚してから1年後に服部さんにがんが発覚し、闘病の末に亡くなった。大竹が30歳の時だった。
出会いは23歳の時。大竹がドラマ「恋人たち」に出演し、このドラマの演出をしたのが服部さんだった。1年あまりの交際をへて、1982年10月12日に結婚。大きな注目を集めた。しかし、幸せは長くは続かなかった。
結婚から1年後、服部さんにがんが発覚。余命は1年と診断されたという。当時は本人に告知する時代ではなかった。大竹は服部さんにうそをつき続けなければならず、「これほど苦痛な芝居はない」と著書で心境を表していた。
やがて大竹は妊娠。男の子を出産した。「二千翔(にちか)」と名付けられた。21世紀にはばたくという願いが込められた。
服部さんは家族のために懸命に病と闘ったが、ついに力尽き、47歳の若さで亡くなった。大竹は30歳だった。葬儀・告別式は1987年7月25日にTBS緑山スタジオで営まれた。