女性お笑いコンビ・ハイヒールのリンゴ（５６）が、２１日放送のカンテレのトーク番組「おかべろ」（土曜、午後２・２７）の収録にゲスト参加。相方・モモコ（５３）との漫才のネタ合わせを「殺気立ってるよ！絶対スベられへんと思っているから」と緊迫した雰囲気で行っていることを明かし「親が死ぬ時以外は漫才！」と語った。

　番組で、ハイヒールがコンビ結成３０周年の２０１２年に漫才を再開させたことが話題になると、リンゴは当時は「むっちゃむっちゃ怖い。むっちゃむっちゃスベるよ」と不安を抱えていたことを吐露した。

　しかし、司会のナインティナイン・岡村隆史（４７）らから２人のネタ合わせについて聞かれると「殺気立ってるよ！絶対スベられへんと思っているから！」と、今でも必ず隔週でネタ合わせの時間を設けていることを明かした。「親が死ぬ時以外は漫才！」と言い、ネタ合わせの時間を簡単に変更してはいけないとも語った。

　ハイヒールは吉本総合芸能学院（ＮＳＣ）の１期生で、同期にダウンタウン、トミーズらがいる。岡村から「東京に行きたいという願望はありました？」と問われると、リンゴは「結婚するまではありました」と明かした。表向きには「私ら大阪でええねんとか言っていた」と意地を張っていたそうだが「ダウンダウンが東京に行ったときに、次は私らだと思っていた」と当時の心境を告白した。

　ただ、その後に「大阪色の強い自分たちのキャラクターのままでは、東京では通用しなかった」と感じたことも明かし「その時にくっついて行ったら、全員売れなかったわ」と振り返った。

　番組ではほかに、リンゴが席を離したすきに、ハイヒールを５年間担当している男性マネージャーは「写真の修正が多い！」と暴露。司会のロンドンブーツ１号２号・田村亮はロンブーのコンビ名の由来に「ハイヒール」が関係していることを明かした。