枝野コール8000人「明日から新しい民主主義のスタートです」
衆院選投開票日を翌日に控えた21日、与野党党首は各地で有権者に“最後のお願い”を行い、12日間の戦いを終えた。立憲民主党の枝野幸男代表(53)の演説には、党の勢いを反映するかのように、多くの聴衆が詰めかけた。
立憲民主党の枝野代表は、21日夕、JR新宿駅南口で演説を行った。原発ゼロ、憲法改正、国民が主体の政治を取り戻すことを掲げる主張が反自民の受け皿となったのか、情勢調査でも終盤、勢いが加速している。この日も雨の中8000人が集結し、枝野コールが何度も巻き起こった。
15分以上に及んだ演説では「当選した国会議員は好き勝手やっていいわけじゃない。『数を持っているのだから何をやろうが勝手だ!』…こんな人たちに負けるわけにはいかない!」と安倍晋三首相のかつての演説を皮肉り、自民党政治を批判。「民主主義の主役は皆さん。皆さんの思いが、少しでも通じる選挙結果にするために私たちも一緒に戦わせてください。明日から新しい民主主義のスタートです」と訴え、大きな拍手を浴びた。