希望・小池代表に怒号!国政じゃなくて都政だろ!「百合子コール」なし
衆院選投開票日を翌日に控えた21日、与野党党首は各地で有権者に“最後のお願い”を行い、12日間の戦いを終えた。希望の党の小池百合子代表(東京都知事=65)は東京・池袋で演説。立憲民主党の枝野幸男代表(53)の演説には、党の勢いを反映するかのように、多くの聴衆が詰めかけた。22日は一部地域を除き午前7時から午後8時まで投票が行われ、即日開票される。深夜にも大勢が判明する見通しだ。
希望の党の小池代表は、自身の地元でもある東京・池袋駅西口で選挙戦最後のマイクを握った。
雨が降る午後7時45分頃、グリーンのレインコートを羽織った小池代表は、「新しい日本の設計図を私たちに描かせてください!」と声を張り上げ、“お膝元”の東京10区から立候補した側近の若狭勝氏(60)を後押しした。
駅前では500人程度が傘を差しながら演説を見守ったものの、百合子コールは聞こえず。「若狭コール」も一部で上がる程度にとどまった。
希望の党は、情勢調査で失速が報じられており、予想された苦戦を反映するかのように、聴衆の盛り上がりはいまひとつ。選挙カーを降りた後は、「国政じゃなくて都政だろ!」と怒号が飛ぶ一幕もあった。
小池代表は21日夜に都の公務のためフランスに出発。22日の投開票は現地で見守る。