池上特番で“意地悪”インタビュー画面構成 希望と立憲をわざわざ同時表示
ジャーナリストの池上彰氏(67)が22日、テレビ東京系の選挙特番「TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ」に出演した。各党の主要人物との中継では因縁のある希望の党と立憲民主党を、池上氏を挟む形で3ショットで同一画面に登場させる“意地の悪さ”も披露した。
希望の党からは細野豪志氏。立憲民主党からは福山哲郎幹事長が池上氏のいるスタジオと中継で結ばれた。選挙特番でのインタビューは1人ずつ行うため、2人を同一画面に並べる必要性は必ずしもないが、民進党から多くの現職議員が離党して希望の党に移り、いわば斬り捨てられた側から立憲民主党が誕生した、という経緯もある因縁もあり、両者の表情を同時に伝えることにこだわったとみられる。
同番組では、番組に対するツイートも表示しているが、「みんなに意地悪な池上さん画面構成まで意地悪じゃん(笑)」というものも紹介。今回の特番では「ブラック池上」による「政界“悪魔の辞典”」という風刺を効かせた政治用語解説を新企画として投入しており、“ブラックさ”が一つのテーマになっていることをうかがわせた。