NHK 斉藤由貴の大河降板「賠償は考えていない」

 NHKは23日、木田幸紀放送総局長の定例会見を開き、女優・斉藤由貴(51)が不倫騒動で次期大河ドラマ「西郷どん」(1月7日スタート、日曜、後8・00)降板したことについて言及。「賠償は考えていない」と説明した。

 斉藤は8月3日に週刊誌で不倫が報じられた。当初は女優業を続けていたが、9月5日発売の写真週刊誌でキス写真が掲載され、これが決定打となった。斉藤側は9月21日に大河への出演辞退を申し出、NHK側もこれを了承した。この日、木田放送総局長は「(斉藤さんの)収録は11月から参加予定で、現場からは収録への影響はないと聞いている」とした上で、「賠償は考えていない」と説明した。

 斉藤が演じる予定だった女中頭の幾島役を、女優・南野陽子が務めることが18日に発表されたばかり。「代役の南野陽子さんへの負担が重いと思う。申し訳ないと思うと同時に、すばらしい幾島役を作り上げてほしい」と期待した。

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