嵐・二宮が絶対味覚披露 帝国ホテル総料理長も思わず舌巻いた

再現された料理の前に立つ(左から)服部幸應、宮崎あおい、西島秀俊、滝田監督、田中総料理長=帝国ホテル(撮影・出月俊成)
料理のおいしさに思わず見合わせる宮崎あおい(左)と西島秀俊=帝国ホテル(撮影・出月俊成)
2枚

 嵐の二宮和也(34)が23日、東京・帝国ホテルで行われた、主演映画「ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~」(11月3日公開)のイベントに出席した。

 絶対味覚の持ち主で、「麒麟の舌」と称される料理人役を演じた二宮は、帝国ホテルが100年前のレシピを再現して作った料理を試食し、的確に論評。同ホテルの総料理長も驚く絶対味覚を、現実でも披露した。

 撮影終了から約1年2カ月を経ても、二宮の舌は、天才料理人の記憶をとどめていた。

 映画のテーマにちなみ、帝国ホテルの初代料理長・吉川兼吉氏が100年前に作り上げたレシピを再現した料理を試食した二宮は、デザートの「シャルロト ルッス ア ラ ポワール」について「思ったより軽く感じました。もうちょっとボリュームを感じるのかなと思っていた」と語った。

 これを聞いた同ホテルの田中健一郎総料理長は「二宮さん、本当にすごいと思ったんですが、全部その通りなんです」と驚がく。「当時の分量で作ると、クリームももっと濃くなりますし、砂糖ももっと多い。これは、若干、甘さを軽めに作ってますので、100年前のレシピでやりますと、この倍ぐらい甘いかもしれません」と、二宮の鋭敏な味覚に舌を巻いた。

 再現されたレシピは、吉川氏が約100年前に完成させたもの。二宮は「まずいわけないですよね。食べていて時代差を感じない味というのは、驚きですね」と幻のレシピを堪能した。

 イベントの第2部では、一般客を招待した「プレミア晩餐会」を開催。ホスト役としてコック姿で登場した二宮が、招待客に出す料理にスモークやフランベなど、最後の仕上げを施した。特にフランベは共演の西島秀俊(46)が撮影中「毎回、右手が燃えた」という難度だが、見事成功させ、「やっぱり料理って楽しいなと思いました」と胸を張った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス