タレントのビートたけし（７０）が２４日、千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで行われたリョーマゴルフ主催のゴルフコンペ「第５回ＭＡＸＩＭＡオーナーズＣＵＰ」に出場。同社のイメージキャラクターを務めるたけしは、相方・ビートきよし（６７）と同組でラウンドしながら、毒舌で世相を斬った。

　衆院選での自民党圧勝の要因となった野党の分裂について「同じダメなら、どうにかもってきた“歴史のあるダメ（自民党）”の方がいいじゃん。だから自民党が勝っただけで」と国民感情を代弁。また、今年の流行語には「やっぱり『このハゲ～ッ！』。あと『一線は越えない』かな」と順当な選択をした。

　相次ぐ２世タレントの薬物事件には「最初“清水”と聞いて『また健太郎やった』と思った」とボケつつ、「成人なんだから、親が出てきてあやまる必要ないよ。大人がやった責任は自分で負うべき」と持論を展開した。

　たけしは「新書（バカ論）、映画（アウトレイジ最終章）、小説（アナログ）が全部１位になって、主演ドラマ（破獄）がフランス（国際テレビ番組見本市）でグランプリ取って４冠王だ！」と気勢を上げた。きよしに「今度、映画出してくれよ」と売り込まれると、「『アウトレイジ・借金苦編』とかどうだ！？」と切り返した。

　コンペには同社の「ＭＡＸＩＭＡドライバー」を所有する“ミスター競輪”中野浩一氏（６１）、巨人の打撃総合コーチに就任する吉村禎章氏（５４）、ガダルカナル・タカ（６０）ら著名人、一般の総勢１１６人が参加。たけしは著名人では最高の１４位と健闘した。