TBS社長、「ビビット」の放送倫理違反に「人権意識磨く」と謝罪

 TBSが25日、都内の同局で定例会見を開いた。BPO(放送倫理・番組向上機構)が今月5日に、平日朝の情報番組「ビビット」(月~金曜、前8時)が1月31日に放送したホームレス関連の特集について「放送倫理違反」と判断したことについて、武田信二社長が「あらためて不適切な内容だったと思っています」と謝罪した。

 社長は「真摯に受け止めております。その決定が出たニュース、翌日の『ビビット』内でもあらためて謝罪をいたしました」と報告した。

 社長は、BPOから「集団的無意識の中で人権意識が薄れていた」という指摘を受けたことを取り上げ、「重く受け止めて、一人一人が人権意識を磨いていかないといかんと思っております。研修だけではなく、日々の取材の現場で生かしていかないといけないと思っております」と反省材料とすると語った。 「ビビット」は多摩川河川敷に住むホームレスの男性を「犬男爵」などという言葉を用いて揶揄するなどしていた。BPOの判断が出た翌日、今月6日の放送で、吉田明世アナが「私たちは今回の意見をしっかりと受け止めて、こうしたことが再び起こらないよう努めてまいります」と謝罪していた。

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