エンケンさんをミュージシャン仲間が追悼 鈴木慶一「明日もサッカー場で待ってるよ」
昨年から胃がんで闘病中だったシンガー・ソングライターの遠藤賢司さんが25日、70歳で死去したことを受け、ムーンライダーズの鈴木慶一、元ザ・ディラン2の大塚まさじら親しいミュージシャン仲間からの、遠藤さんを悼むツイートが相次いでいる。
サッカー仲間でもあった鈴木は「遠藤賢司選手FW背番号99、病床で一生懸命呼吸をしている時に漏れる声は歌のように聞こえた。いや歌だったんだ。白鳥の歌だ」と、遠藤さんを見舞った時の様子を明かし、「明日もサッカー場でみんなが待ってるよ。来てくれるよね。白線引きだけでいいからさ」と、悲痛な思いをつぶやいている。
大塚は2015年に遠藤さん、バウワウの山本恭司とライブで共演した際のスリーショットをアップし「丁度2年前で、本当に楽しい夜でした」と回想。「去年は松江でと恭司さんが企画していただいたのですが、エンケンさんは療養で参加出来ず、元気になるのを心待ちににしていたのですが、誠に残念です」と、再会がかなわなかったことを悔しがった。
伝説のフォーク歌手・故高田渡さんの息子でシンガー・ソングライターの高田漣は「訃報と誤報が入り乱れた今日一日。今でも信じたくありません」と動揺を吐露。
「エンケンさんとの思い出は多い。10年位前鈴木慶一さんのサッカーチームの紅白戦でエンケンさんとツートップでプレーした。数年前中津川では打上げ中に小室等さんに必死にモーターヘッドをの素晴らしさを伝えていたっけ(笑)いつも優しくてカッコいい大先輩でした。心よりご冥福をお祈りします」と、遠藤さんの人柄が伝わる思い出をつぶやいている。
また、YMOの高橋幸宏は「そうですか。ショックです。合掌。。。」と、言葉少なに悼んでいる。