テレ東社長、たけしの朝ドタキャン「出演自体がチャレンジ」と理解
テレビ東京が26日、都内の同局で定例の社長会見を行った。今月2日から6日までの1週間限定で放送したビートたけしメーン出演の「おはよう、たけしですみません。」(前7時30分)について、たけしが4日の放送をドタキャンしてしまったことについて、小孫茂社長は「犬がご病気だったのか、それはたけしさんに聞いていただければ」と語った。また、「ああいう内容で出演してくださること自体がたけしさんのチャレンジ」と評価した。
たけしは4日の生放送直前に休む旨を局側に連絡し、そのまま欠席。翌日5日には点滴を受ける病人メークで無事に出演した。ドタキャンを報じるスポーツ紙などを見て「大犯罪者みたい」とネタにしていた。「犬が調子悪くて」といった言い訳も並べていた。
午前7時半からの生番組という企画を実現できたこと自体について、社長は「朝にたけしさんが出演してくださる。しかも、ああいう内容で出演してくださること自体がたけしさんのチャレンジだと思っています。そういう挑戦しようという意欲を非常にうれしく思い、ああいう番組にさせていただいたということだと思うんです」と感謝した。
ドタキャンについても、理由はたけしが話したことがすべて、とした上で、「おそらくそうだったんだろうなと(思い)今でも過ごしております」と全く問題視せず。「またそういう機会があれば、たけしさんのチャレンジ精神が私どもと一致すれば、また出ていただいて、また違う番組をやっていただくことに期待を持っております」と違う企画での第二弾にも思いをはせた。
浅草キッドの水道橋博士、爆笑問題の太田光、ますだおかだの岡田圭右がサブ出演し、ビートたけしと時事ネタを斬る、というスタイルの番組だった。