竹下景子 篠沢教授追悼「ほろ酔いでキスの雨降らせたの、先生覚えてますか?」
学習院大名誉教授で、TBS系人気番組「クイズダービー」の解答者でも知られる篠沢秀夫さんが26日、都内の病院で亡くなった。84歳。篠沢さんは09年に難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されたが、闘病しながら執筆、講演活動などを続けていた。
クイズダービーで共演した女優・竹下景子は追悼コメントを発表。「篠沢先生の訃報に言葉を失っています」と惜しみ、クイズダービー時代を「『クイズダービー』でご一緒して10年あまり。珍回答や迷回答ぶりは他の追随を許しませんでした。『愉快、愉快』の言葉で私達みなが楽しく嬉しい気持ちになりました」となつかしんだ。
ALSでの闘病中、篠沢さんが近所の公園で「藍子の木」「景子の木」と名付けて、散歩のたびに声をかけていることを、篠沢さんの妻から伝え聞いていたという。
篠沢さんに語りかけるように「ダービーの慰安旅行で大いに食べて飲んで笑った帰り道、ほろ酔いで私にキスの雨を降らせたの、先生覚えていますか。今度は私から花束のようなキスを送ります。心からの愛と感謝を込めて。ありがとうございます」と追悼した。