JFK暗殺 機密解除へ…トランプ大統領が容認「すごく興味深いぞ!」

 米国立公文書館は26日、1963年のジョン・F・ケネディ大統領暗殺に関して、非公開だった最後の機密文書を公開する。中央情報局(CIA)が公開延期を要請しているとされたが、法律上、公開を唯一差し止めることができるトランプ大統領は機密解除を容認する方針を表明した。

 トランプ氏は25日、ツイッターに「長い間、楽しみにされていたJFKファイルの公開は明日だ。すごく興味深いぞ!」と書き込んだ。

 92年制定の法律は、暗殺に関してCIAなど米政府機関が作成した資料の25年以内の公開を義務付けており、26日が期限だった。関連資料約500万ページのうち約88%が全面公開されたが、約11%は部分的にしか公開されておらず、残り約1%の文書約3千件は完全に非公開のままだった。

 現職大統領の衝撃的な死を巡っては、半世紀余を経ても陰謀説がささやかれてきた。キューバやソ連(当時)の関与を疑う声や、ケネディの外交政策に反対していたCIA主犯説までさまざまだ。

 専門家らは今回について、暗殺犯として逮捕された元海兵隊員リー・オズワルドによる単独犯行とする64年の調査委員会の結論を覆すような新事実が判明することはなさそうだと予想している。

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