【デヴィ夫人一問一答1】辻村容疑者は「菜食主義で遊びに行くこともないような人」
警視庁渋谷署は27日までにタレント・デヴィ夫人事務所の元経理担当・辻村秀一郎容疑者を業務上横領の疑いで逮捕した。辻村容疑者は11年2月に事務所に派遣され、経理を担当したが、不審に思ったデヴィ夫人が他の会計事務所に調査を依頼し、16年9月に不正が発覚した。これを受け、デヴィ夫人が27日、都内の自宅兼事務所前で約10分、落ち着いた口調で取材に応じた。
【以下、一問一答】
-自宅前に現れ開口一番
「やっと逮捕にこぎつけた。1年待ちに待ちましたので。即逮捕かなと思ったら警察は証拠固めをしっかりということで、毎月毎月まだかと思っていたので、やっとという思いですね」
-どんな事件か?
「横領事件ですけど、気がつかなかったというか、専門家がみてもわからなかった。7か月。私達ではわからないのは当然かなと思います」
-(辻村は)どんな人物か。
「実直な人でそんな大それたことをする人にはまったく思えなくて。菜食主義で遊びに行くこともないような人。横領する人たちはギャンブルか女性。まったく関係ない人で、すごい体が弱いという感じで本人もいっていた。お水を清めてもらうとか宗教じみたところがある人で、頭から疑いもしませんでした」
-何と言いたい?
「(前に本人に)言ったことがある。80歳に手が届くのにお家にお金が残っていなくって、納税の時期になると銀行から借り入れしているわけですよね。私自身の会社にですね、多額のお金を貸している状態で、そういうことでは困りますよねと話をしていたのに、そういうことを私の口から聞いてどうおもっていたのかと思いますね。私は会う気持ちもありませんし、法に任せる以外ないかなと思います」
-謝罪は?
「ないと思います。今思えばふてぶてしい人。結局、警察が調べた結果わかったことはお金の使い道としては女性だった。ア然としましたね。その気が全くない人だったので」
-(被害総額だという)2億7000万円の使い道は知っているか。
「彼女の所にいっていると思います。一介の会計士から多額のお金を受け取っていたとしたら、彼女も共犯ということで、彼女も責められていいのかなと思います」
-女性は?
「会ったことも聞いたこともない」