民進党・前原代表、30日にも辞任 希望合流「失敗」認めて謝罪
民進党の前原誠司代表は27日、党本部で開いた両院議員総会で、希望の党(代表・小池百合子都知事)との全党的な合流は失敗と認め、辞任する意向を表明した。30日にも辞任する見通し。民進は、党籍の残る衆参議員と地方組織による党の存続を決めた。11月1日召集の特別国会までに新代表を選出する方向で調整に入る。
前原氏は「結果を伴わなかったのだから、正しかったとは言えない。代表として痛切に責任を感じている」と謝罪。「一定の方向性を決めた上で、辞任させていただく」と話した。辞任時期に関しては「30日の全国幹事会の後に判断する」と明言。次期代表には岡田克也氏の名前が取り沙汰されている。
希望は小池氏を補佐する「共同代表」を当面空席にするとした。