豊田真由子元衆院議員を書類送検 秘書への傷害事件で 被害男性「素直に謝罪して」

 自民党を離党し衆院選で落選した豊田真由子元衆院議員(43)から暴行を受けたとして、秘書だった男性が被害届を出した問題で、埼玉県警は27日、傷害と暴行の疑いで、豊田元議員を書類送検した。「週刊新潮」の報道によると、豊田元議員は5月、当時政策秘書だった50代男性が車を運転中に頭や顔を複数回殴った。「はげ」「死ねば」などと暴言も吐いたとされる。

 豊田元議員は9月に会見し、暴言を認め謝罪した上で、暴行については「私が大変な乱暴をして大けがをさせたことは決してない」と述べていた。22日投開票の衆院選では、3選を目指し無所属で埼玉4区から立候補したが落選した。男性はこの日、「豊田元議員は暴力を罪と自覚し、素直に謝罪してほしい」と話した。

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