インパルス堤下 27日に追突人身事故「深くお詫び」…当面謹慎処分

 27日に横浜市内で自動車を運転中に人身事故を起こしたお笑いコンビ・インパルスの堤下敦(40)が28日、所属事務所「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」を通じて、謝罪のコメントを発表した。堤下は6月にも睡眠導入剤などを服用後に運転し、事故を起こしている。今回の事故では交差点でごみ収集車に追突し、2人に軽傷を負わせた。事態を重く見た事務所は、堤下を当面の間謹慎とする処分も発表した。

 度重なる交通事故が、堤下の芸人人生に大きなダメージを与えてしまった。

 6月には睡眠導入剤を服用して車を運転。自損事故を起こし、9月に道交法違反(過労運転、事故不申告)で書類送検されたばかり。半年もたたぬ間の人身事故とあって、事務所も「当分の間、芸能活動は控える」という“無期限謹慎”の厳罰を処した。

 堤下は27日午前10時20分ごろ、横浜市内の交差点でごみ収集車に追突し、乗員2人に軽傷を負わせた。神奈川署が自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで調べている。

 27日夜まで取り調べを受けた堤下は、一夜明けた28日、「この度は人身事故を起こしてしまい被害者の方々に深くお詫びいたします。重ねて、ファンのみなさま、関係者のみなさまにご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪コメントを発表した。

 関係者によると、堤下は横浜市内の知人に会うために運転。信号が青になった際、前に止まっていたごみ収集車が動き出す前に発進してしまい、追突したという。6月の事故のこともあり、警察では血液検査と尿検査を受けた。結果はまだ出ていないが、よしもとの広報担当者は「今回は薬の影響はなく、本人の不注意によるものと聞いている」と説明している。

 6月の事故後の会見では「車がないと生活ができない」として運転を続ける意思を示していた。事務所によれば、現在レギュラー番組はなく、放送や公開を控えた作品もない。

 堤下の謹慎による影響も出ている。28日にインパルスが出演予定だった2校の学園祭ステージは出演者が急きょ変更された。群馬県みどり市の桐生大学では、27日夜、公式サイトで「諸般の事情により出演できなくなりました」と告知され、コロコロチキチキペッパーズとピン芸人・GO!皆川(35)が代演。また、東京都港区の北里大学では、会場に「諸般の事情で出演できなくなりました」と掲示され、お笑いコンビの和牛とカナリアが代演した。

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