宮崎謙介元議員“ゲス不倫”を謝罪 サンジャポで騒動後TV初出演
女性タレントとのいわゆる“ゲス不倫”で批判された宮崎謙介元衆院議員が29日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜、前9時54分)に生出演し、一連の不倫騒動を謝罪した。騒動後、初のテレビ出演で、番組冒頭、「あらためて、申し訳ありませんでした」と深々と頭を下げ、司会の爆笑問題・田中裕二から「生放送中に立ち上がってやった(頭を下げた)のは橋下徹以来ですよ!」といじられていた。
番組の雰囲気にそぐわない神妙な面持ちでひな壇の1席に座っていた宮崎氏は、「選挙が終わるまではテレビに出て発言することは控えておりまして。それは(選挙区の)京都の皆さま、多くの皆さまにご迷惑をおかけしましたので。プロデューサーさんから何度もお誘いいただいたこともありまして…」と出演の経緯を語った。
爆笑問題からは宮崎氏をほぐそうと「まじめか!」(太田)、「まじめでいいだろ!」(田中)と突っ込まれていたが、さすがに表情は硬いまま。「お騒がせをした後に黙っていたことにも意図があった。発言すべきではないと思っていました。取材もいろいろご依頼いただきましたけど、丁重にお断りさせていただいていました。おわびが第一でございます」と今回、スタジオに出向いた理由を説明した。
妻の金子恵美前衆院議員は、今回の衆院選挙で落選。宮崎氏の不倫騒動も影響したとみられていた。この点について、夫婦間で会話をしたといい、「私も今回の妻の選挙に影響を与えたと反省しているのですが、妻に詫びたところ、前回の選挙から票も増えているし、野党共闘が強かったと。今回のことがあって子育て世代の方の応援も増えたので、私(宮崎氏)のせいではないというようなことを言ってくれてはいます」。ただ、宮崎氏としては「ですが、私はそうではないと思います」と自分が与えた影響が大きかったとして神妙だった。
「お陰様で仲良くやっています」と夫婦仲は良好だと語り、藤田ニコルから「良かったね」と声をかけられる一幕も。「実はその(騒動の)直後から仲は悪かったとか言われていましたけど、自分にはできすぎた奥さんだったなと思うんですけど、本当に責められることもほぼなく」と恐縮していた。