原前巨人監督 平尾さん弔辞で“現場復帰”への思い匂わせる「野球への情熱は健在」

葬儀場に置かれた平尾昌晃さんの愛用バイク=東京・青山葬儀所(撮影・開出牧)
弔辞を読み上げた原辰徳前巨人監督
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 ロカビリー歌手、作曲家として日本の音楽界に多大な功績を残し、7月21日に肺炎のため死去した作曲家・平尾昌晃氏(享年79)の葬儀・告別式が30日、東京・青山葬儀所で営まれ、原辰徳前巨人監督(59)ら各界の関係者2200人が参列した。

 巨人ファンだった平尾さんと長年親交があった原氏が弔辞を読み上げ、“現場復帰”への思いを匂わせた。

 入団が決まった1980年から応援してくれた「恩師の一人」に天国から見守ってもらいたい-。2015年に巨人の監督を退いた原氏は胸に秘めた思いを弔辞に乗せ、「先生には伝えます。少し休んでエネルギーを蓄えておりますが、野球への情熱は健在です。そのときは応援してください」と呼びかけた。

 音にこだわる故人からプロの在り方を学んだ。「長嶋(茂雄)さんと同様に負けたときもひきずることはなかった」と苦言はなく、明るく励ましてくれた。「笑顔、優しさ、大好きでした」と故人の人柄を思い返した。

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