作家・慎吾、安倍首相からエール「アーティストとして期待」
元SMAP・香取慎吾(40)が30日、都内で開催されている障がい者の芸術文化支援を目的としたアート展「日本財団DIVERSITY IN THE ARTS企画展ミュージアム・オブ・トゥギャザー」で、来場した安倍晋三首相(63)に出品している自身の作品を解説した。
障がい者や現代美術家らの作品の中に、香取が手掛けた絵画「イソゲマダマニアウ」、「火のトリ」も展示された。9月にジャニーズ事務所を退所した香取は「作家の香取慎吾です」と“新たな肩書”で自己紹介しつつ、「このような展覧会に参加させていただきまして、初めて作家と呼んでいただき、本当にうれしく、恥ずかしながらも、とっても実は喜んでいるんですが…」と笑顔であいさつ。安倍首相からは「作家・慎吾さんの作品を拝見させていただき、これからまさにアーティストとして活躍されることを期待してます」とエールを送られた。
香取にとって安倍首相は、総理就任前の2005年にフジテレビ系「SMAP×SMAP」の人気コーナー「ビストロSMAP」で共演するなど“旧知の仲”。香取は「イソゲマダマニアウ」の前で「まだ大丈夫だよ、諦めないで、という思いが…」などと、2作品に込めた思いを身ぶり手ぶりを交えて説明した。
安倍首相は「-トリ」に「情熱的ですね」と感想を述べ、アニメ風のキャラクターが描かれた「-マニアウ」に対して、「色使いが明るいですね。間に合ったのかな?」と冗談めかすと、香取は「どんなことも間に合わないことは、ないんじゃないでしょうか!!」と持論を展開していた。