桂文枝 落語番組「平成紅梅亭」100回に感慨深く…夢はゴールデン
読売テレビの落語番組「平成紅梅亭」が1995年のスタートから100回目の放送を迎えることになり31日、大阪市内で100回記念特番「上方落語協会創立60周年記念~『上方オールスター落語会』」(11月21日深夜1・59、関西ローカル)の収録と会見が行われた。
番組最多となる21回出演の桂文枝(74)は「これに出るのは楽しみ。落語というものが寄席の中心に来ればと思う。放送時間が繰り上がって、午後8時からとかになるのが私の夢です」と、ゴールデンタイム進出を願っていた。
桂米団治(58)も「番組スタートの頃は天満天神繁昌亭もなかったので、こんな(平成紅梅亭のような)寄席が復元したらいいなと思っていた。紅梅亭の原動力が、繁昌亭を復元したのでは思った」と、上方落語の人気を歓迎した。
文枝は「『紅梅亭』は吉本が昔、持っていた寄席の名前だし、こういう寄席を作りたいと思っていた」と明かし「繁昌亭も最初は(紅梅亭に倣い)桟敷席にしたかったが、高齢化社会で正座がきついというわけで椅子席になった。紅梅亭が繁昌亭のイメージだった」とエピソードを披露していた。