北海道放送、女子アナカレンダーを通じて全国的知名度アップ狙う

 北海道放送が1日、2018年版「HBC女子アナカレンダー2018」の発売を開始した。アナウンサーたちが自分達でプロデュースしたのが特徴で、各アナのプロフィルのほか、コラムやプライベートで撮影したスナップ写真も掲載されている。地方局が通販サイトを通じて全国向けにも女子アナカレンダーを発売する狙いは何か、担当者に聞いた。

 現在のスタイルでカレンダーが制作され始めたのは15年度版から。販売は14年11月からスタートした。今回は札幌の「赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)」や「中島公園」といった札幌でおなじみの観光名所のほか、「赤れんがテラス」や喫茶店の「森彦」といった道内外の観光客から人気が高い施設などで撮影。自宅にいるかのような雰囲気の写真も掲載されている。

 北海道放送テレビ編成部の担当者は「カレンダーの販売には2つの意図があります」と話す。「まず、普段はテレビを通じてしか接する事ができない道内の視聴者と、アナウンサーとをつなぐコミュニケーションツールとして、このようなカレンダーは非常に役立ちます。もう一つ、全国に局の認知度を高めたり、ブランディング強化をはかったりするのに役立ちます」。カレンダーを通じて、北海道放送のエリア外にまで知名度を浸透させようというのだ。

 例えば、全国の系列局に北海道放送のテレビ番組を販売する際、女子アナを通じて局や番組が認知されていると商談がスムースになるという。さらに、担当者は「インターネット上で流しているアナウンサー動画にも道外からのアクセスが増えたりと、地方局が全国や海外で展開する際の有効なツールになっている側面があります」と効果を説明する。

 東京メトロの秋葉原駅、溜池山王駅のデジタルサイネージにも1カ月間、カレンダーの内容の一部が掲載される。北海道以外では主なネット通販サイトでの販売となる。

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