骨折の黒柳徹子 移動姿ガードで報道陣に見せず、異例の会見…本人は「元気です」
女優・黒柳徹子(84)が1日、都内で画家のいわさきちひろさんの生誕100年を記念した記念展などのイベントの会見に出席。「ちひろ美術館」(東京、安曇野)の館長を務める黒柳は、8月末に右足の大腿骨を骨折したとあり、黒柳の出入りの撮影ををさせないようにと配慮し、報道陣がいる間はイスに座ったままという異例の“徹子シフト”が敷かれるなど、いつもとは違ったスタイルで会見が行われた。
本来なら、出席者が登壇する場所に“目隠し”のための仕切り、パーテーションが置かれ、関係者がパーテーションを外すと、すでにそこに黒柳らがポスターを背にイスに座っているという状態。取材が終わると、関係者が「時間なので、(部屋から)出てください」と報道陣に会場から先に出るように呼びかけ、最後まで“動く徹子”は見られなかった。その間、黒柳は着席したままだった。
当の黒柳は終始笑顔。報道陣から「元気ですか?」と聞かれると「大丈夫、元気です」「ほとんど完治に近い」と答え、車イス生活については「もうちょっと」と笑顔を見せた。この日は徹底して動く姿を見せなかったため、「立つのは大丈夫?」と聞かれると、一瞬、立ち上がろうとするサービス精神も見せていた。
黒柳は骨折後も車イスに乗ったまま主演舞台「想い出のカルテット」(9月29日~10月15日)を務めていた。