嵐の二宮和也（３４）が２日、テレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、５０００円につられてジャニーズ事務所のオーディションを受けた秘話を明かした。

　二宮は「いとこが履歴書を送って、オーディションの日が日曜日だったんですよ。テレビ朝日の第１リハーサル室に来てくれって。ジャニーズ好きなんですよ、あそこ」と、オーディションを受ける前段を説明した。

　当時、二宮は野球をやっており、その日は「試合が重なってた」という。「そっちには興味なかったんで野球の試合に行こうと思った」二宮だが、母親がストップ。「人に何かを見てもらうっていうことはなかなかないことだから、経験でいいんだから行きなさい」と説かれた。

　「いやだいやだ」と抵抗する二宮に、母親は「わかった。じゃあ５０００円上げるから行ってきなさい」と懐柔策。５０００円につられた二宮は「誕生日は６月１７日、オーディションが６月１６日だったんですよ。誕生日の前の日に５０００円もらえて、誕生日にも（プレゼントが）もらえて、お年玉とクリスマスプレゼントももらえて、こんないい年はない」と、オーディションに「すぐ行った」という。

　オーディションでは「みんな踊ってるんですけど、後ろの方でずっと座ってて。ボーッとしてた」二宮に、ジャニー喜多川社長が「なんで踊らないの？」と話しかけた。

　「行って５０００円もらえたらゴールなんで。受かるのはゴールじゃないんで」と考えていた二宮は「俺、大丈夫ですから」と、ジャニー氏にずっと話していたが、「そっから呼ばれてるんですよね」と、オーディションに合格したという。