NHK、筧被告主文言い渡し前にテロップ「裁判長の言葉を取り違え」と説明

 NHKは7日、京都地裁で開かれた連続青酸変死事件で殺人などの罪に問われた筧千佐子被告の裁判員裁判の判決を報じるにあたり、裁判長による主文言い渡し前に「死刑」のテロップを流すミスを起こし、直後の昼のニュースで謝罪した。

 この日、筧被告の判決は午前10時30分から始まったが、主文は後回しとなり、実際に主文で「死刑」が言い渡されたのは午前11時45分頃だった。だが、NHKはまだ主文が言い渡されていない段階の午前11時36分に「青酸化合物による高齢男性連続変死事件 筧千佐子被告に死刑 京都地裁」のテロップを流した。

 原因についてNHK広報局は「判決理由の中で裁判長が語った“死刑の合憲性”という言葉を主文と取り違えた」と説明。「主文の言い渡し前に速報が出てしまいおわびいたします」とコメントした。

 正午のニュースでは瀧川剛史アナウンサーが「先ほど午前11時半過ぎに、筧千佐子被告に対し、死刑が言い渡されたと字幕でお伝えしましたが、その時点ではまだ主文は言い渡されていませんでした。大変失礼しました」と謝罪。その上で死刑判決を報じた。

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