道上洋三アナ 故・中村鋭一さんの分まで「声が出る限り続けます」
6日に死去した関西の名物ラジオパーソナリティー・中村鋭一さん(享年87)から「おはようパーソナリティ」を受け継いだABCの後輩アナウンサー道上洋三氏(74)が8日、生涯パーソナリティー宣言を行った。目標だった先輩の分まで「声が出る限り続けます。100(歳)ぐらいまで」と話した。
神戸市内で開かれた「アクティブシニアin神戸2017」(主催・神戸新聞社)のトークイベントに登場し、中村さんとの思い出話を語った。
夏の高校野球、甲子園大会で晴天だったにもかかわらず中村さんがサングラスを外し忘れて実況「今日の空は曇天です」と言ってしまったエピソードを披露。「先輩から学んだのは、生放送で間違ってもそのまま突っ走れ、あとで謝ったらいいということです」と言って会場内を笑わせていた。
この日朝放送された「おはパソ」内では中村さんが「阪神優勝!」と叫んで歌い出す「六甲おろし」の音源を流し、故人を偲んでいた。