フジ海老原アナ、古市氏に猛反発「内定取るの、本当に大変なんですよ!」

 フジテレビの海老原優香アナウンサーが9日、フジテレビ系「とくダネ!」で、社長が詐欺容疑で逮捕された旅行代理店「てるみくらぶ」に入社予定だった学生に対し「見る目がなかった」と発言した社会学者の古市憲寿氏に対し「内定取るの、本当に大変なんですよ!」と激怒した。

 番組では虚偽の書類をもとに銀行から融資金を引き出した容疑で逮捕された旅行代理店・てるみくらぶの山田千賀子容疑者の素顔などについて特集。今回は銀行に対する容疑だが、数多くの旅行を楽しみにしていた利用客も被害に合った。

 その中で笠井信輔アナウンサーが「忘れちゃいけないのは、入社5日前に入社取り消しになった若者ですよ」と利用客だけでなく、入社予定の学生も被害者だと主張。笠井アナは「実は、大手弁護士事務所が(入社予定者を)試験しないで採用しますよと言って、話題になったんですが、その弁護士事務所、今、過払い金広告で問題になって業務停止中なんです。てるみくらぶを出されて、更に業務停止中の人もいるかもしれないから、可哀想すぎる」と同情した。

 だがそこで古市氏がまさかのひと言。「もともと見る目なかった学生だったってことだから」と言ってしまい、出演者は一斉に「いやいやいや」と猛ツッコミを開始。

 その中でも怒りが収まらなかったのが新人アナの海老原アナ。「内定取るのってすっごい大変なんですよ!」「みんな死に物狂いなんです!」と、猛反発。産婦人科医の宋美玄氏も「見る目ないって何それ?」とあきれると、梅津弥英子アナも「ごめんなさい、今、怒りが沸きました」。笠井アナも「若者は(会社の状況は)分からないよ」と総攻撃。最後に小倉智昭が「名指しでネット炎上してください」と言って締めくくっていた。

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