雪組新トップコンビ船出!望海の熱唱に元宙組トップ和央も「うるうるきました」
宝塚歌劇団雪組の新トップコンビ、望海風斗(のぞみ・ふうと)と真彩希帆(まあや・きほ)の大劇場お披露目公演「ひかりふる路/SUPER VOYAGER!」が10日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した。
「ひかりふる路」はフランス革命後の恐怖政治で知られるロベスピエールを主人公に描いた作品。ブロードウエイミュージカルやホイットニー・ヒューストンの楽曲を手がけたフランク・ワイルドホーン氏が全曲書き下ろしたことで話題。難曲揃いの歌だが、タカラヅカ屈指の歌手である望海は「心が解放され導かれるよう」と美声を響かせた。
真彩も学年差を感じさせない体当たりの熱演と歌を披露。望海に応えていた。
初日を観劇したワイルドホーン氏も「僕の曲は難しいけど、よく歌っている。数を重ねればもっとよくなる」と及第点。同氏の妻で、元宝塚歌劇団宙組トップスターの和央ようかも「1幕ではもったいないというか、贅沢な舞台。私も雪組出身なので…だいもん(望海)にうるうるきました」と感動していた。