東方神起、2年7カ月ぶりステージで「ただいま~」 札幌4万ファン熱狂

 韓国の人気デュオ・東方神起が11日、札幌ドームで、自身3度目となる5大ドームツアーの初日公演を迎えた。8月の活動再開後、母国も含めて初のコンサート。2年7カ月ぶりの凱旋ステージで「今年はこのあいさつで全国を回りたいと思います。札幌の皆さん、ただいま~」と声をそろえると、ファン4万人から「おかえり~」の声。再会の喜びを分かち合った。

 外気温4度と冷え込んだ北の大地を、熱く燃やした。再始動を意味するタイトルの新曲「Reboot」(12月20日発売)の初披露で幕開けを飾ると、イメージカラーの赤いペンライトで染まった客席のボルテージは急上昇。オープニング曲を別々の場所で歌い終え、センターステージにそろった2人は、お互いに気合を込めるようにハイタッチを交わした。

 国内でのライブは、2015年4月2日の東京ドーム以来、954日ぶり。兵役を控えたあの日のアンコールでは、「『ただいま』と言ったら、必ず『おかえり』と言ってください」と涙の指切りでファンと誓い合った。

 ユンホ(31)が4月、チャンミン(29)が8月にそれぞれ除隊。8月に会見で活動再開を宣言した。

 待ちに待ったこの日「おかえり~」の大歓声を浴びたユンホは「この前の約束を覚えていてくれてうれしいです」と感情を高ぶらせた。日韓を通してのライブ復帰に選んだのは、自身3度目となる5大ドームツアー。この日、京セラドーム大阪での追加3公演(来年1月19~21日)も決まった。

 力強い歌声と切れ味抜群のダンスはブランクを一切感じさせず、達者な日本語トークも健在。クライマックスでユンホが「東方神起はこれからです」と感極まると、チャンミンは「残念ながら泣いてないですけど、無理やり感情を作らせないで!!」と軽口を飛ばした。緩急が混在した3時間半のパフォーマンスで、東方神起は完全復活した。

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