医師でタレントの西川史子と演出家、タレントのテリー伊藤が１２日、ＴＢＳ系「サンデー・ジャポン」で、山尾志桜里衆院議員が、不倫疑惑を報じられた倉持麟太郎弁護士を政策顧問に迎える意向を固めたとされる件について、激論を交わした。

　山尾氏は倉持氏との不倫関係は否定している。

　西川は「後援会長が承諾しない中で、どうしてこういう風にするのか。天才って言われているらしいんですけど。バカなんじゃないかなって、ちょっと思いました。こんなことしなければ、大きな問題にならないのに」と倉持氏を顧問とすることに疑問を呈した。

　一方、テリーは「いい仕事をしてくれればいい」と議員のモラルは重視しないと発言。テレビが「モラルがないくせしてモラルがあるようなことを言ってる」など、メディアが不倫への批判を筆頭にしたモラルへの追及が行きすぎている面があると指摘した。

　２人の議論は熱を帯び、「（議員は）高潔であるべき」（西川）、「推定無罪の人に対してずっと言ってるのはおかしい」（テリー）など、意見をぶつけ合った。司会の爆笑問題・太田光は「不倫を攻撃するのがブームになっている」とまとめ、「もうちょっとすりゃ大丈夫になるんじゃないですか」とボケて笑いをとっていた。