ダウンタウンの松本人志が１２日、レギュラーコメンテーターを務めるフジテレビ「ワイドナショー」（日曜、前１０時）で、６日に更新した自身のツイッターの“つぶやき”の真意について言及しながら、元ＳＭＡＰの草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎の３人を中心に２日から５日にかけて放送されたインターネットテレビ・ＡｂｅｍａＴＶの「７２時間ホンネテレビ」を高評価。一方で「地上波も負けてられない」などと危機感を募らせた。

　番組では松本がツイッター上で「バラエティはいよいよ大変だ。でもさ。でもやん。テレビで腹痛いぐらい笑わせたいやん。それが人志少年の夢やったからな。」と発したつぶやきが、フォロワーの「なんのことか」「（番組が終了する）めちゃイケのこと？」などとさまざま臆測を呼んだことがテーマとなった。

　松本は、「別にいろんな意味合いが込もってますよ。子供時代、テレビっ子でしたから。ご恩返しじゃないですが、僕もテレビで面白いことしたいなと思うが、なかなか今はやりにくい状況がついているということを人志少年が嘆いている」と説明。続けて、「ＡｂｅｍａＴＶで『７２時間－』が盛り上がっていたらしい。地上波テレビも負けてられない。僕も（ネットテレビの）アマゾンの番組に出ているからそれはそれで楽しい。地上波とダブルスタンダードで面白いことやっていきたいな」で指針を示した。

　松本はさらに、地上波放送の現況について、「ＢＰＯとかはそもそも番組の倫理とかテレビ番組を向上させたいとして始まったのに、テレビ局が萎縮して逆方向に行っているんじゃないかな。その辺は考えないといけないんじゃないかな」と胸の前で腕を組みながら話した。