「C&K」って何者? 紅白歌合戦に「出てほしい」歌手ランキング2位
NHK紅白歌合戦の出場者が、今週中にも発表される。発売中の「週刊文春」(11月16日号)は、独自アンケートに基づきNHK紅白歌合戦に「出てほしい」歌手のランキングを掲載。国民的アーティストの安室奈美恵(40)と桑田佳祐(61)に挟まれ、2位にランクインしたのが「C&K」なるユニットだ。耳なじみのない名前だが一体、何者? 熱すぎる“紅白愛”を公言&体現する2人組にスポットを当てる。
C&Kは、女性歌手レベルの高音域が魅力のCLIEVY(33)と柔らかな歌声が“シルキーボイス”と称されるKEEN(35)の男性2人組。ももいろクローバーZに楽曲提供するなど、かねて音楽関係者の評価は高いユニットだった。
多くの著名人がファンを公言しており、三浦春馬(27)やスザンヌ(31)もその1人。6月発売のシングル「Y」は、ラジオ番組で槇原敬之(48)や関ジャニ∞の大倉忠義(32)にも絶賛された。
アスリートにファンが多いのも特徴。サッカーや野球など各ジャンルで“勝負曲”として支持され、ボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井上尚弥(24)はMVに出演したほどだ。
結成時から「紅白出場が夢」と公言してきたが、今年はその度合いを、もはやネタレベルにまで昇華してきた。ライブのタイトルを「無謀な挑戦状 紅白への道 紅白へGOGO55分ライブ」「紅白行こう(150)とかけて!!150分一本勝負」などと験担ぎし、ステージセットには「紅白」と大きく書いた。しつこいくらいに紅白、紅白…と前面に打ち出し、ことあるごとに出場への思いを熱弁してきた。
8月にはNHKホール近くの渋谷周辺に「目標 紅白 出場」と書かれたトラックを走らせ、街宣活動を敢行。アピールが通じたのか、10月放送のNHK「シブヤノオトand more FES.」に出演した際には“もし紅白に出場したら”をシミュレーションした演出で歌唱した。KEENの両親を故郷・鹿児島から呼び寄せ、客席で見守るなど、紅白初出場歌手っぽい“予行練習”も済ませている。
12月31日に東京・赤坂BLITZでのカウントダウンライブを発表済みだが「紅白歌合戦の出場の可否により開場、開演時間が変わります」との、“ただし書き”付き。関係者は「もし紅白に出られれば、開演時間を1月1日の午前1時にズラします!!」と説明する。「文春」で2位を記録したほどの紅白愛は、果たして実るだろうか-。