「僕の手に抱かれるのではないか!」「ムリムリ」丁々発止の『スカピン』再演会見

 石丸幹二主演のミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」の会見が12日、梅田芸術劇場で行われた。

 同作は1997年にブロードウェイで初演、日本でも宝塚歌劇団で何度も再演を重ねる人気作。2016年に新バージョンとして上演されたばかり。フランス革命後の恐怖政治の中で、イギリス貴族のパーシー・ブレイク二ーとその妻・マルグリット、フランス政府のショーブランの3人を軸にした冒険活劇。昨年、新曲も加わった“世界初の新バージョン”として上演された。

 石丸は「1年置くことで、こんなに熟するのだなと実感しています」と手応えをアピール。キャストが一新されたピンパーネル団との芝居でも「演者が変わることでセリフの魂の宿り方が大きく違ってきます。新たな球をどうキャッチするか、楽しみながら演じることができています」と笑顔を見せた。

 またヒロインの安蘭けいは、宝塚歌劇団在団中にパーシーを演じているだけに、作品には誰よりも精通。「ショーヴランとの関係をもっと深く考えようと思いながら、稽古をしてきました。その結果、三角関係が鮮やかに出ていれば」と変化を語った。

 またショーブラン役の石井一孝は「マルグリットは、もはや僕の手に抱かれるのではないか!という思いでいます」とニヤリ。すると安蘭は即座に「ムリムリ」と軽くいなすなど、チームワークの良さを見せていた。

 大阪公演は13~15日、梅田芸術劇場メインホール。東京公演は20日~12月5日、TBS赤坂ACTシアター。

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