来年後期の朝ドラは「まんぷく」 インスタントラーメン開発の安藤百福氏妻モデル
NHKは14日、来年後期の連続テレビ小説が「まんぷく」となったことを発表した。脚本は福田靖氏。インスタントラーメンを開発した安藤百福氏の妻・仁子さんをモデルにした物語。
舞台は戦前の大阪で、三人姉妹の末っ子の福子が主人公。母子家庭の中、父親代わりの長姉が病死。次姉も結婚して家を出てしまったことから、人生で初めての岐路に立たされた福子が運命の人、青年実業家の萬平と出会い、結婚する。その後も苦難に見舞われるが、夫を支え、引っ張る強い女となった福子と萬平がインスタントラーメンを創り出していくというストーリー。
今や世界中で年間1000億食近くも食べられているインスタントラーメンを生み出した安藤百福氏と妻・仁子さんをモデルに戦前から高度成長期にかけての大阪を懸命に生きる夫婦の成功物語となっている。
タイトルの「まんぷく」は、ヒロインの「福子」と実業家の夫「萬平」の夫婦の名前を合わせたもの。また「満腹」という意味と日本の朝に「福=幸せ」がたくさんあふれますようにという願いも込められているという。
「まんぷく」は2018年10月1日から2019年3月30日まで全151回予定。