大みそかに放送される「第６８回ＮＨＫ紅白歌合戦」（総合、後７・１５）の出場歌手４６組が１６日、発表された。初出場１０組のうち、Ｈｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰ、三浦大知（３０）、エレファントカシマシ、丘みどり（３３）ら９組が東京・渋谷の同局で行われた会見に出席した。

　今年前期のＮＨＫ連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を担当したサザンオールスターズの桑田佳祐（６１）は、白組出場者に入らなかったが、矢島ＣＰは出演オファーしていることを明かした。紅組司会の有村架純（２４）がヒロインとあって、朝ドラとのコラボに「期待に応えられる企画を考えたい」と前向き。大みそかは横浜アリーナで年越しライブを行う桑田は中継出演も考えられるが、矢島ＣＰは「まだ状況が決まってませんが、ゲストの方は決まり次第発表させていただく」と説明した。

　今年は出場歌手の作品を数多く手掛けた作曲家、船村徹さん（享年８４）が２月に、平尾昌晃さん（享年７９）が７月に亡くなっており、「その年を締めくくるからには、その１年のことを取り入れたい」と追悼企画を示唆。五木ひろし（６９）が平尾さんの楽曲「夜空」を披露する見込みだ。

　また、平尾さんは０６年から紅白のエンディングで「蛍の光」の指揮を務めていた。一部で、音楽プロデューサー・つんく♂（４９）と報じられた後任については、「（報道を）拝見しましたが、どなたにお願いするか検討中」とした。