藤田紀子、貴乃花親方の行動や性格に「だから私とは疎遠」やくみつる氏も納得
元横綱貴乃花(現貴乃花親方)とその兄の3代目若乃花(現タレントの花田虎上)の母でタレントの藤田紀子と、漫画家で大相撲に精通するやくみつる氏が17日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜、前11時55分)に出演し、横綱日馬富士の暴行事件について、被害届を出した貴乃花親方が口を閉ざしている現状について言及。その性格を熟知する藤田は、「だから私とは疎遠なんです」などと語った。
藤田は今回の暴行事件に関する、一連の自分の意見について、「(貴乃花親方と)接してないから(詳細は)分からない。だから言えるんです」と発した。それでも、親方の性格については、「これと決めたら(揺るがない)。だから私と疎遠になっている」と、やや寂しげな表情も交えて語った。
また、貴乃花親方は今回の暴行事件に関して相撲協会から詳細を尋ねられた際に「分からない」と答えたと報じられている。藤田は「巡業部長という責任者として先に被害届を出したのかも。(相撲界には)表面に出てないことや事件を(自分も)耳にしている。親方は徹底的にやろうと思っている可能性がある」などと語った。
一方でやく氏は、「(協会には)報告はするべきだが、執行部への不信感があるのでは。貴乃花親方の性格的には納得する」などと話し、「きっちり片を付けようという激情ぶりがうかがえる」とも感想。藤田も「こんな大きな問題、ここで済ませられるかという(思いか)」と察した。
近年には理事長選挙に出馬するなど、相撲界改革への意思をうかがわせる貴乃花親方の行動に対して、藤田は「焦ることはない。まだ50歳にいってない。どうしてそんなに焦るの。トップにならなくても、周りを見ていけば、『(トップに)なってくれ』と言ってくる。私はそれを夢見ていた」とも加えていた。