ドキンちゃん声優急死 「ドキンちゃんそのものでした」バタコさん声優が悼む
声優の鶴ひろみさんが16日、東京都中央区の首都高速上の車内で意識不明の状態で発見され、その後亡くなったことが17日、分かった。57歳だった。鶴さんは日本テレビ系大人気アニメの「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃんや、フジテレビ系「ドラゴンボール」シリーズのブルマ役などで知られる人気声優だった。突然の訃報に、バタコさん役の声優・佐久間レイは「ドキンちゃんそのものでした」と、鶴さんを悼んだ。
佐久間は「突然すぎて、なぜ鶴さんへの追悼コメントを書かなければならないのか理解できていません。頭では理解していても心が受け止め切れておりません」と、衝撃の大きさを隠せず。
「アンパンマンでご一緒してから30年、親族のように感じてまいりました。“さりげなく、温かく、どこまでもまっすぐな人”それが私の中の鶴ひろみさんです」と鶴さんの人柄を語り、「ハザードをつけていたと伺ったとき、鶴さんらしいと思いました。どんな状況でも最後までキッチリと周りの迷惑を最小限に…そんな想いがあったのではないでしょうか」と、突然の最期を迎えた鶴さんの胸中をおもんぱかった。
佐久間は「照れ屋で寂しがりやの鶴さん。ドキンちゃんそのものでした。バタコはいつまでもそんなドキンちゃんが大好きです。これからもみんなずっと一緒です」と、鶴さんを悼んでいる。