BIGBANG 5人での再会約束 来春4人兵役も「2年って、あっという間」
韓国の男性5人組・BIGBANGの4人が19日、福岡ヤフオク!ドームで海外アーティスト史上初となる5年連続のドームツアー公演「LAST DANCE」を開催した。2月に離脱した最年長のT.O.P(30)に続き、残りの4人も来春兵役に就くため、18日に同所で開幕した今回のツアーがしばしの“見納め”。リーダーのG-DRAGON(29)は「冬が過ぎれば春がきます。悲しまないでください」と詩的に呼びかけ、会場の5万人に再会を約束した。
全員でのステージ復帰を少しでも早めるため、今ツアーを最後にメンバー4人が同タイミングで兵役に就く。それでも約2年のブランクが空くため、5人での活動再開は早くとも2020年。ライブ終盤、G-DRAGONは「別れだとは思わない。再会の日を楽しみに過ごしたら、その日はすぐ来ると思います」と神妙に語った。
涙するファンも多く、空気はしんみりしたが、D-LITE(28)は「寂しい雰囲気は作りたくない。2年って、あっという間。ブランクの後の方が、前より長くなると思うから。みんなポジティブです」と力強く語る。復帰後はさらに太く長くファンを魅了するつもりだ。
4人に先駆けT.O.Pが兵役に就いたため、今年はソロ活動を活発化。G-DRAGON、D-LITE、SOL(29)の3人がソロツアーを成功させ、V.I(26)はラーメン屋の経営者として才覚を発揮。各メンバーは今回のツアーに成長を持ち寄り、ステージ上で化学反応を起こした。
不在のT.O.Pの立ち位置にスポットライトを当て、歌声を流すなど“5人”で告げたド派手なお別れと再会の約束。会場を100メートル縦断するムービングステージでファンとの距離感にこだわり、高さ16メートル、横61メートルの大迫力スクリーンが「FANTASTIC BABY」など代表曲を中心にした25曲のパフォーマンスを増幅させた。12月24日まで4大ドームを回り、約70万人と“LAST DANCE”を踊る。