朝ドラ100作目ヒロインの広瀬すず、朝ドラ出演中の姉アリスには「まだ言ってない」

 NHKは20日、2019年度前期のNHK連続テレビ小説が「夏空-なつぞら-」に決まり、女優の広瀬すず(19)がヒロインを務めると都内で発表した。朝ドラ初出演で、同枠100回目の節目を飾る。

 指名でのキャスティングで、報告を受けたのは前日。「急に違うことで呼ばれて行ったら、このステキなお話でした。え?って気持ちの方が大きくて、全部右から左に流れていった」と笑わせた。

 姉の女優・広瀬アリス(22)は、放送中の朝ドラ「わろてんか」にヒロインの恋敵役で出演している。

 ヒロインに決まったことを誰に報告したか聞かれると「今、お姉ちゃんが朝ドラに出てるんですけど(解禁前に)言っちゃいけないっていうのがあったので、まだ言ってないです」と苦笑い。母には前日に「すごいことになったんだけど、いま聞くか明日の記事で知るかどっちがいい?」とメールして、この日朝に直接伝えたという。

 「夏空」は、戦後から高度経済成長期にかけて、北海道・十勝から上京したヒロイン・奥原なつが、アニメーターを目指して成長していく物語。制作統括の磯智明氏は、広瀬の起用について「ダイナミックなストーリーを展開したい。ヒロインの演技も単純に明るいということではなく、いろんなお芝居が要求される。(映画)『三度目の殺人』や『怒り』のようなナイーブなお芝居もできる広瀬さんが思い浮かびました」と説明した。

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