さんまと鶴太郎「ひょうきん族」盟友が再会 進路変更のわけはさんまだった!?
1980年代に一世を風びしたバラエティー番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ)でブレークしたタレントの明石家さんま(62)と片岡鶴太郎(62)が、20日深夜に放送されたMBS「明石家電視台」で再会を果たした。
鶴太郎は「あまた天才いたわけですよ。さんまさん、(ビート)たけしさん、(島田)紳助さん。さんまさんなんかはさ、こんなに底抜けに明るくてさ、顔はハンサムでさ、スタミナがあってパワーがあってキレがあって。日本語が世界共通語だったら、世界基準のトップクラス。見たことないでしょ、こんなタイプ」と、当時のさんまを回想。
「さんまさん、たけしさん、紳助さんがいたからこそ、客観的に自分のことを値踏みできたというのはありましたね」「もうこれはねえ、やっぱり無理だと」「さんまさんたけしさん紳助さん見てると、俺のやる場所はない。埋め尽くされてる」と、自身の限界を感じたという。
その上で「どうしていいかってなったら、僕はモノマネから来てるから、何かに憑依(ひょうい)するっていう。演じるってことに関しては。だから、私の居場所は役者っていう」と、俳優業に軸足を移すことを決断したという。
さんまは「今でも覚えてるねん。正月番組を家でじっくり見てて『俺の居場所がここじゃない』と思ったのを聞いてるもんね。『ここはたけしさん、ここはさんまちゃん、ここは紳助さん、俺はここだ』って言うてたでしょ?いつまでも覚えてる」と当時、鶴太郎に聞かされた話を説明。
「お笑いでもすごいのにちょっと遠ざかろうとしてる。無理ちゃうやったんか、現にね。俺、あの時、鶴太郎何言うてはんのやと思ったぐらいやったんけど。俺は考えすぎやとおもうけどな」と惜しんだ。
その後、2人はさんまの長渕剛「ろくなもんじゃねえ」モノマネと鶴太郎の「ピヨコちゃん」のコラボネタを披露。鶴太郎は「熱々おでん」のネタがたけしのアドリブで生まれたエピソードも明かしていた。