紅白演歌歌手・丘みどり、デビュー時衣装はヘソ出しミニスカ 弟もいじめられる
大みそかのNHK紅白歌合戦の初出場が決まった歌手の丘みどりが22日、フジテレビ系「バイキング」の独占インタビューに応じ、デビュー時にヘソ出しミニスカートで演歌を歌ったことで、弟がいじめられた過去を明かした。
紅白初出場を決め、あでやかな真っ赤な晴れ着姿で会見に臨んだ丘。デビュー13年目での悲願達成に、06年に大腸がんのため亡くなった母へ「ようやく約束が果たせるなという感じです」と喜びの報告を行っていた。
そんな丘は、05年に念願のCDデビューを果たしたが、その時に用意されたのが、ヘソ出し、ミニスカートという仰天衣装。「めちゃくちゃ抵抗ありました。演歌をそんな服で歌うとは何事だ、バカじゃないか、見てる方が寒いからもう嫌だとか言われて、すごい悲しかったし傷ついた」と振り返った。
傷ついたのは丘だけではなかった。「弟もすごいいじめられてました。『お前の姉ちゃんへそ出して演歌歌ってるやん』と。恥ずかしいのと申し訳ないのと、いろんな気持ち入り交じって複雑でした」と述懐。
だが母に相談したところ「あなたが選んだ道だから、文句言わず一生懸命歌を勉強しなさい。プロとして意識がなさ過ぎる」と一喝されたという。そんな母もデビュー後間もなく死去。「絶対紅白に出られる歌手になるから待っといて」と約束した母も「きっと喜んでくれている」と涙ながらに振り返っていた。