志らく、貴乃花親方は「組織人として処分されればいい」 無用に責める風潮に苦言
落語家の立川志らくが23日、TBS系の「ひるおび!」に出演し、横綱日馬富士の暴行事件で、貴乃花親方が被害者で弟子の貴ノ岩への日本相撲協会による事情聴取を断ったことについて言及した。「組織人として貴乃花親方は処分されればいい」とした上で、「こっちを悪者にしようというのは良くないと思う」と意見を述べた。
貴乃花親方は九州場所が開催されている福岡国際センターで22日に、相撲協会の八角理事長から協会の危機管理委員会による事情聴取に貴ノ岩が応じるよう求められた。しかし、「お断りします」とこれを拒否したことが話題となっている。
志らくは「組織人として貴乃花親方は処分されればいい。あなただめですよそれではと」と協会内で処理されるべき問題とした上で、「だからといって貴乃花親方、貴ノ岩を責めている風潮がおかしいのであって、学校のいじめ問題と同じ」などと指摘。その後、貴ノ岩をある学校の生徒、貴乃花親方をその生徒の親で学校の教師も務めている人物、日馬富士を生徒会長に例えて、論点を整理した。
「まわりが騒ぎ過ぎなんですよ。警察に任せていますと言っているだけだから」とした志らく。「組織の親方としてはだめですよ。ちゃんと(調査に)協力しないと。それはそれで処分されればいいだけ。こっちを悪者にしようというのは良くないと思う。それだけのことです」と語った。