HKT48全員主演映画 48本11時間 一挙公開! 指原もビックリの6周年企画
アイドルグループ・HKT48が24日、福岡市の西鉄ホールで、結成6周年記念イベント「『東映presents HKT48×48人の映画監督たち』天神映画祭」を開催した。メンバー48人全員が、それぞれ主演した短編映画48本を撮影するという、アイドル史上でも前代未聞の企画。この日の上映会では、約11時間にわたって一挙公開された。
絶対女王・指原莉乃(25)が率い、48グループの中でも思い切った企画を展開するHKTが、6周年でまたも驚きの挑戦を敢行した。東映とコラボし、メンバー1人に対して監督を1人用意。面談を経て各自がテーマを設定し、初夏から約4カ月かけ、それぞれ15分ほどの短編映画を完成させた。
全作品の合計時間はおよそ11時間。12月27日発売の1stアルバム(タイトル未定)に特典映像として収録されるが、この日はいち早く、抽選で選ばれた800人のファンに公開。上映会は昼の部と夜の部に分けられ、正午から25日午前5時ごろまでの長丁場。舞台あいさつには、メンバー39人が「映画祭」を意識したドレッシーな私服で登場し、ファンを喜ばせた。
国民的アイドル集団だけに、スタッフやゲストにも力が入っている。指原の出演作「指原の乱 冬の陣」は、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「銀魂」で知られる福田雄一監督(49)が、植木南央(20)の出演作「Anonymous」は、映画「相棒」「探偵はBARにいる」を手掛けた橋本一監督(49)が担当した。
また、朝長美桜(19)の出演作「二度とない夜さえ飛び出して」には、ゲストとして女優・山村紅葉(57)と遠野なぎこ(38)が出演。朝長は「恐ろしいぐらい緊張した。普段の『棒読み』と言われてる私とは違う、本気で挑んだ映画」とPRした。
各作品の内容は、サスペンス、ホラー、アクション、恋愛…と盛りだくさん。松岡菜摘(21)は「最初はみんな緊張して(撮影に)行きたくないって言ってたけど、福岡に帰ってきたらみんな『楽しかった』っていい顔で帰ってた」と笑顔で話し、田島芽瑠(17)は「演技の楽しさを学んだので、これからも挑戦したい」と女優業にも意欲を見せた。