指原、STU脱退 CDデビュー前に…支配人も辞任「HKTに専念したい」
HKT48と、瀬戸内7県を拠点に活動するSTU48を兼任していた指原莉乃(25)が25日、STUからの脱退と劇場支配人の辞任を発表した。HKTでの活動に専念する。この日、広島市内で行われたSTU初のコンサートツアー「STU48 瀬戸内7県ツアー」千秋楽公演で明かした。
指原は夜の部の開始直後、ステージ上で「きょうをもちまして、STU48との兼任と、支配人を終わることになってしまいました」と発表した。理由として、スケジュールの都合でSTUの公式行事に参加できないことや、メンバーの活躍を見て、もう一度HKTと向き合う必要を感じたことなどを挙げ、「私はHKT48に専念したいと思います」と宣言。会場を埋めた500人のファンからどよめきが上がった。
HKTメンバー&支配人の指原は今年2月、兼任でSTUのメンバーとなることと支配人に任命されたことを発表。だが、AKBグループの“女王”として多忙を極め、STUとしてのパフォーマンスは8月の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」とこの日の公演のみだった。
STUは今夏に専用の船上劇場をオープンさせ、11月1日にCDデビュー予定だったが、劇場の完成が遅れ、デビューも来年1月31日に延期されていた。指原は、デビューを迎える前にグループを去る異例の形となった。