坂東玉三郎 幻の紅白出場プランに「そんな噂もあった」…2つの理由明かす
歌舞伎俳優の坂東玉三郎(67)が27日、大阪市内で「初春特別舞踊公演」(1月2日~26日、大阪松竹座)の取材会に出席し、大みそかのNHK紅白歌合戦出演について「そういう流れもあった」と幻のプランの内幕を語った。
玉三郎は紅白出場について「そんな噂もあった」と笑うと、「そういう流れもあったんですが、(NHKと自身の)お互いが断ったという訳ではなくて…」と2つの理由を説明した。
玉三郎は12月26日まで東京・歌舞伎座で「十二月大歌舞伎」に出演し、1月2日からは大阪松竹座で公演を行う。日程の関係からも「まず出られないだろう」と語り、「あれだけ大きい劇場(NHKホール)でリハーサルはたぶん、朝から晩まででしょう。風邪で声が出なくなってもいけないので」と1つ目の理由を挙げた。
また、玉三郎は11月に22年ぶりとなるアルバムを発売した。「申し上げていいか分からない」と前置きした上で、「CDを出した宣伝に使ったみたいになるとNHKさんは大変、難しいみたいです」と説明。「紅白となると少し公の味がするので、そこは避けられたのではないでしょうか」と2つ目の理由も語り、幻となった紅白出場プランについて明かした。
一方、1月2日からの特別舞踊公演については「春夏秋冬を見せられたらと思う。そういうものを感じてもらえれば」と話した。