大みそかに放送される「第６８回ＮＨＫ紅白歌合戦」で総合司会を務めるウッチャンナンチャン・内村光良（５３）、白組司会の嵐・二宮和也（３４）、紅組司会の女優・有村架純（２４）が２７日、都内で会見した。内村はＮＨＫが交渉中と明かした来年９月で引退する歌手・安室奈美恵（４０）に、有村は同じくＮＨＫがオファー中のサザンオールスターズ・桑田佳祐（６１）に出演ラブコールを送った。

　紅白の司会陣が、ＮＨＫが局をあげて出演交渉をしている大物２人に熱烈なラブコールを送った。

　総合司会の内村は、１９９８年に「ポケットビスケッツ＆ブラックビスケッツ・スペシャルバンド」の一員として紅組で出場し、産休からの復帰舞台となった安室と共演。声援に感極まった涙ながらの「ＣＡＮ　ＹＯＵ　ＣＥＬＥＢＲＡＴＥ？」を目に焼き付けた。

　当時を「感動的なシーンに立ち会えた。生で見ていてあれは本当に『すげ～』と思った」と振り返り、引退を控える歌姫の“最後”となる出演について「そりゃ～もう、またみたいです。そういうのに立ち会えたら、もう素晴らしいことだと思います」と声を大にして熱望した。

　２年連続紅組司会の有村は、ヒロインを務めた連続テレビ小説「ひよっこ」の主題歌「若い広場」を担当した桑田と、今年８月にＮＨＫ音楽番組「ＳＯＮＧＳ」で共演。桑田が歌うバックで、「ひよっこ」出演者と一緒に合唱した。有村は「“みね子”としてできることがあったらいいな」と紅白での“ひよっこ企画”を熱望し、「桑田さんの歌は『ひよっこ』の始まり。何かあったらいいなとは思います」と再共演の実現に期待した。

　また、ほかにも同局のバラエティー番組「ＬＩＦＥ！～人生に捧げるコント～」に出演中の内村は、「ＬＩＦＥをやっているのでＬＩＦＥ絡みのはあるとは思う」と、コラボの可能性を明かした。