坂上忍、白鵬に好意的意見に「ちょっとぬるくないか?」
俳優の坂上忍が28日、フジテレビ系「バイキング」で、40度目の優勝を飾った横綱白鵬が優勝インタビューで万歳などを行ったことに、出演者から好意的な意見が出たことに「ちょっとぬるくないか?」と意見した。
番組では冒頭から日馬富士の暴行問題に端を発したさまざまな問題を議論。その中で、白鵬が九州場所優勝後のインタビューで、日馬富士と貴ノ岩が土俵に戻れるようにしたいと発言したことや、最後に観客とともに万歳をしたことについても触れた。
坂上は「貴ノ岩と日馬富士戻したいとか、万歳したとか、どこまで権限があるんだって違和感は正直感じました」と白鵬の言動に首を傾げる部分があったとコメントした。
高橋真麻は万歳については「(白鵬は)縦の関係よく分かってらっしゃらないのかなという思いありつつも、盛り上げたいのかなと。優勝したし、最後は万歳しちゃえと」と、盛り上げたい一心で出た行動なのではと推察。
サンドウィッチマンの伊達みきおも「(万歳は)お客さんに対してはすごくいいパフォーマンスだったと思う」「今場所ずっと満員御礼で盛り上がったし、40回目の優勝。偉業ですごいこと。ゴタゴタで注目されましたけど、大相撲ファンとしてはすごく…」と偉業達成の白鵬ならではのパフォーマンスだったと推察した。
これに坂上は「白鵬が相撲界を引っ張ってきたのは間違いない」としながらも「そのことを聞いてるんじゃない」と一蹴。そして「今日は白鵬寄りの方が多いという認識でよろしいですね?」とコメント。出演者の中からは「そんなことないですよ」の声も上がったが、白鵬の行動に理解を見せるコメントが上がったことに「ちょっとぬるくない?」と疑問を呈した。
坂上は更に「白鵬はあの場所(暴行場所)にいたんでしょ?加害者が日馬富士は決まっている。自分で言っているから。被害者は貴ノ岩。それだけが明確」と言い、その暴行場所にいた白鵬のコメント、パフォーマンスに「100パー違和感感じる」と持論を展開。だが「これは個人的意見。でもそれぞれ受け止め方があるから」と、さまざまな意見があることは認めていた。